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​サイレントマニュピレーション(非観血的関節受動術)

肩関節周囲炎(昔からの40肩、50肩など)などのあとに関節包(関節の袋)が、固くなって動きが悪くなった状態を凍結肩(拘縮肩とも)と言います。

治療は、鎮痛剤の内服、注射、リハビリなどで改善する場合もありますが、長期間かかることも少なくありません。

 

サイレントマニュピレーションとは

エコーガイド下での麻酔をした後に徒手的に固くなった関節包をリリースし、可動域の獲得および除痛を行います。もちろん、日帰りで可能ですが麻酔の影響で数時間の間、患側の自由が利きませんので自動車、自転車などの運転はできません。​施行後は 1ヶ月ほどは、リハビリの継続が必要です。

体外衝撃波​(Shock Wave)

プロスポーツチームでも使われている方法で、体の表面から衝撃波を当てて、炎症の改善、治癒促進させる治療です。施行直後から除痛が期待できます。

足底腱膜炎、上腕骨外上顆炎(テニス肘)、石灰沈着性腱板炎、腱鞘炎などに効果的です。

また、アタッチメントを変更することで​筋膜リリースも可能です。

エコーを使用した注射(ハイドロリリース、神経ブロックなど)

ハイドロリリース

​肩こりなどの痛みは、筋膜の癒着とも言われています。筋肉と筋肉の間の筋膜の癒着を薬液によってリリースしたり、また、末梢神経周囲をリリースすることによって、痛みや動きを改善することも可能です。

エコーを使って正確な部位に注射をすることができます。

ぎっくり腰は、椎間関節の捻挫とも言われており、エコーを見ながら責任病巣を思われる部位に注射することで痛みを軽減することも少なくありません。

正確な麻酔により、痛みをできるだけ減らして、骨折や脱臼の整復が可能です。

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